夕方になると頭が重い。後頭部から締めつけられる。痛み止めが手放せない──。このタイプの頭痛は、首や肩のこりと深く関係していることが少なくありません。ここでは緊張型頭痛の仕組みと、今日からできるセルフケア、そして医療機関を受診したほうがよいサインを整理します。
夕方になると重くなる頭痛の正体
朝は平気なのに、午後から夕方にかけてじわじわ重くなる。パソコン作業やスマホの時間が長い日ほどひどい。このパターンは、頭そのものではなく頭を支えている首・肩の筋肉の緊張が関係していると考えられます。
頭の重さはおよそ5〜6kg。ボウリングの球ほどの重さを、首の細い筋肉が一日中支えています。姿勢が前に傾くほど首にかかる負担は増えるため、下を向く時間が長い人ほど筋肉は疲れていきます。
緊張型頭痛と片頭痛の見分け方
頭痛にはいくつかタイプがあり、対処法が変わります。代表的な2つを比べます。
| 緊張型頭痛 | 片頭痛 |
| 痛み方 | 頭全体が締めつけられる、重い | ズキンズキンと脈打つ |
| 場所 | 後頭部・こめかみ・頭全体 | 片側(両側のこともある) |
| 体を動かすと | 楽になることがある | 悪化しやすい |
| ともなう症状 | 肩こり・首こり・目の疲れ | 吐き気、光や音がつらい |
| 入浴すると | 楽になりやすい | 悪化することがある |
両方が混ざっている方も多くいらっしゃいます。市販の痛み止めを月10日以上使っている場合は、薬の使いすぎによる頭痛の可能性もあります。この場合はまず医療機関にご相談ください。
なぜ首の付け根が固まるのか
デスクワークやスマホで前かがみの姿勢が続くと、頭が体より前に出ます。すると首の後ろ側の筋肉は、頭が落ちないようにずっと引っぱり続けている状態になります。休んでいるつもりでも、筋肉は働きっぱなしです。
さらに、首だけの問題で終わらないのがやっかいなところです。背中が丸まり、肩甲骨が外に開き、骨盤が後ろに倒れる。土台が崩れた分を首が支えることになり、負担が集中していきます。
つまり、首を揉むだけでは根本的に変わりにくいのはこのためです。
今日からできるセルフケア3つ
1. 後頭部のゆるめ方(30秒)
あお向けに寝て、後頭部の付け根(髪の生え際のくぼみ)に丸めたタオルを当てます。あごを軽く引いたまま、そのまま30秒ほど深呼吸。力を入れず、体重で預けるだけで十分です。
2. 肩甲骨まわし(10回)
両手を鎖骨のあたりに置き、ひじで大きな円を描くように後ろへ10回まわします。肩ではなく肩甲骨から動かす意識で。デスクワークの合間、1時間に1回が目安です。
3. 目の高さを上げる
ノートパソコンを台に載せて画面の上端を目の高さに合わせるだけで、首の角度は大きく変わります。スマホも顔の高さまで持ち上げてください。ケアより先に、下を向く時間を減らすほうが効果的です。
医療機関を受診したほうがいいサイン
次のような場合は、整体ではなく必ず医療機関を受診してください。
- これまで経験したことのない激しい頭痛が突然起きた
- 頭痛が日ごとに強くなっている
- 手足のしびれ、ろれつが回らない、力が入らない
- 発熱や首の硬さをともなう
- 頭を打ったあとに頭痛が出た
- 物が二重に見える、視野が欠ける
当院の施術は医療行為ではありません。上記に当てはまる場合、優先すべきは医師の診察です。
整体でのアプローチ
ハレモアでは、首だけを見るのではなく頭を支えている土台(背骨〜骨盤)から順に整えていきます。首・肩まわりの筋肉の奥にある骨膜へアプローチし、そのうえで肩甲骨が動く状態をつくります。
初回はカウンセリングと検査に時間をかけ、「あなたの頭痛はどこから来ているか」を一緒に確認するところから始めます。所要時間60分・3,300円(税込)です。
実際に肩こり・首の痛みが変化した方の記録は症例ページでご覧いただけます。効果には個人差があります。
よくあるご質問
緊張型頭痛と片頭痛はどう見分けますか?
緊張型頭痛は頭全体が締めつけられるように重く、肩こりや目の疲れをともない、体を動かすと楽になることがあります。片頭痛はズキンズキンと脈打つ痛みで、片側に出ることが多く、吐き気や光・音のつらさをともない、動くと悪化しやすいのが特徴です。両方が混ざっている方も多くいらっしゃいます。
頭痛があっても整体を受けて大丈夫ですか?
今までに経験のない突然の激しい頭痛、手足のしびれやろれつが回らない、発熱をともなうといった場合は、まず医療機関を受診してください。首や肩のこりにともなう頭痛については、ご相談ください。
痛み止めを飲みながら通ってもいいですか?
問題ありません。服薬の状況を初回にお知らせください。なお市販の痛み止めを月10日以上使っている場合は、薬の使いすぎによる頭痛の可能性もあるため、まず医療機関にご相談ください。
岡山・倉敷で頭痛の整体を受けられますか?
岡山市北区辰巳の岡山店と、倉敷市北浜町の倉敷店で受けられます。どちらも完全個室で、初回は60分3,300円(税込)です。
監修
児島 悠輝(コジマ ユウキ)
頭痛腰痛肩こり専門整体院ハレモア 院長/理学療法士。臨床歴10年。台湾での修行を経て骨膜へアプローチする独自の整体を確立し、岡山店・倉敷店で慢性的な頭痛・腰痛・肩こりの施術にあたっています。
まずは60分の初回体験から
カウンセリング・検査・施術・セルフケアの指導まで含めて60分 3,300円(税込)。
いまの体の状態を、一緒に確認するところから始めます。