肩を揉んでもらった直後は軽い。でも次の日にはもう重い。マッサージ機を買っても、湿布を貼っても変わらない。そういう肩こりには、たいてい共通した理由があります。肩甲骨が動いていないということです。
肩こりの正体は「動いていない肩甲骨」
肩甲骨は、背中の上に浮くように乗っている骨です。本来は上下・左右・回転と、かなり自由に動きます。腕を上げるときも、腕だけでなく肩甲骨が一緒に回ることで、はじめてスムーズに上がります。
ところが、長時間のデスクワークやスマホで背中が丸まった姿勢が続くと、肩甲骨は外側に開いたまま背中に張りついた状態になります。こうなると腕を上げるときに肩甲骨が付いてこないので、肩の筋肉だけが余計に働くことになります。
その働きすぎた筋肉が「こり」として感じられます。だから、こっている場所を揉んでも、肩甲骨が動かないままなら翌日にはまた同じ状態に戻ります。
30秒でできる肩甲骨のセルフチェック
チェック1:腕は耳につきますか
壁に背中・お尻・かかとをつけて立ち、両腕を前から真上に上げます。腕が耳の横まで上がり、壁に手の甲がつくのが目安です。途中で腰が反ってしまう、腕が耳から離れる場合は、肩甲骨の動きが足りていない可能性があります。
チェック2:背中で手は組めますか
片手を上から、もう片方を下から背中に回して指を組みます。左右どちらかだけ届かない場合、その側の肩甲骨の動きが落ちていると考えられます。左右差があるかどうかが大事なポイントです。
四十肩・五十肩との違い
| 肩こり | 四十肩・五十肩 | |
|---|---|---|
| 感じ方 | 重い、だるい、張る | 動かすと鋭く痛む |
| 可動域 | 頑張れば上がる | ある角度から先が上がらない |
| 夜間 | 基本的に痛まない | 夜間痛で目が覚めることがある |
| 経過 | 良くなったり悪くなったり | 痛む時期→固まる時期→回復期と進む |
夜間の強い痛みがある、腕が特定の角度からまったく上がらないという場合は、まず整形外科で状態を確認してください。当院の施術は医療行為ではありません。
デスクワーク中にできる対策
- ひじで大きく円を描く──両手を鎖骨に置き、ひじで後ろまわしを10回。肩ではなく肩甲骨から動かします。
- 画面の高さを上げる──画面の上端が目の高さに来る位置へ。ノートパソコンなら台と外付けキーボードが効きます。
- ひじ掛けを使う──腕の重さ(片腕で体重の約6%)を椅子に預けるだけで、肩の負担は目に見えて減ります。
- 1時間に1回立つ──ストレッチより、姿勢を変える回数を増やすほうが効果的です。
整体でのアプローチ
ハレモアでは、こっている場所を揉むのではなく、肩甲骨が背中の上を滑って動く状態をつくることから始めます。肩甲骨まわりの筋肉と、その奥にある骨膜へアプローチし、腕から肩甲骨、背骨までが連動して動くようにしていきます。
そのうえで、猫背や巻き肩といった姿勢そのものを整えることで、こりにくい状態を目指します。
40代男性で、1回目の施術で腕から肩の柔軟性が向上し、3回目には腕が耳につくのが当たり前になった例など、実際の記録は症例ページでご覧いただけます。効果には個人差があります。
まずは60分の初回体験から
カウンセリング・検査・施術・セルフケアの指導まで含めて60分 3,300円(税込)。
いまの体の状態を、一緒に確認するところから始めます。