「マッサージを受けた直後は軽い。でも2〜3日でまた戻る」。慢性腰痛で悩む方から、いちばん多く聞く言葉です。これは施術が悪いわけでも、あなたの体が特別なわけでもありません。戻る理由があるだけです。
揉んだ直後は楽なのに、なぜ戻るのか
筋肉を揉むと血流が良くなり、その場では確かに軽くなります。ただ、その筋肉が硬くなっていた理由が変わっていなければ、体は同じ状態に戻ろうとします。
硬くなっていた理由とは、たとえば骨盤の傾き、股関節の動きの少なさ、片側に体重を乗せるクセなど。ここが変わらない限り、筋肉はまた同じように働き、同じように固まります。
腰が痛くても、原因は腰にないことがある
腰痛でご来院いただいた方を検査すると、腰そのものより次の場所が硬くなっているケースが目立ちます。
腰に負担を集めやすい3か所
- 腸腰筋(股関節の前側)──長時間座っていると縮んだまま固まり、骨盤を前に引っぱります。座り仕事・長距離運転の方に多い。
- 大腿四頭筋(太ももの前)──立ち仕事や階段の多い生活で疲労し、骨盤の傾きに影響します。
- 広背筋(背中)──腕をよく使う仕事や、猫背姿勢で硬くなり、背骨の動きを制限します。
これらが硬いまま腰だけをゆるめても、骨盤を引っぱる力は残ったままです。だから戻ります。
「反ると痛い」「かがむと痛い」で見るポイント
| 痛みが出る動き | 負担がかかりやすい場所 | 生活の中でありがちな原因 |
|---|---|---|
| 反ると痛い | 背骨の後ろ側、股関節の前側 | 長時間の立ち仕事、反り腰、腸腰筋の硬さ |
| かがむと痛い | 腰の筋肉、お尻〜もも裏 | 長時間の座り仕事、猫背、ハムストリングスの硬さ |
| 朝起きたときが痛い | 骨盤まわり全体 | 寝返りの少なさ、日中の緊張が抜けていない |
| 座っていると痛い | お尻の深部、骨盤底 | 片側に体重を乗せるクセ、椅子の高さ |
初回のカウンセリングでは、こうした「どの動きで痛むか」を一つずつ確認していきます。痛む場所そのものより、どんな動きで出るかのほうが原因の手がかりになります。
ぎっくり腰を繰り返す人の共通点
ぎっくり腰は「たまたま重い物を持ったから」起きるのではなく、その前から負担が積み重なっていて、あるとき限界を超えて起こることがほとんどです。繰り返す方には次の傾向が見られます。
- 股関節が硬く、かがむ動作を腰だけで行っている
- お腹まわりの支えが弱く、背骨が不安定
- 痛みが引いた時点で通院をやめ、根本の状態は変わっていない
痛みが消えることと、体が変わることは別です。痛みが引いたあとこそ、動きを整えるタイミングになります。
すぐ医療機関へ行くべきサイン
- 足のしびれ、力が入らない、感覚が鈍い
- 排尿・排便のコントロールに違和感がある
- じっとしていても激しく痛む、夜間に痛みで目が覚める
- 発熱をともなう、原因不明の体重減少がある
- 転倒や事故のあとに痛みが出た
これらは整体で対応すべき範囲ではありません。整形外科などの医療機関を受診してください。当院の施術は医療行為ではありません。
整体でのアプローチ
ハレモアでは、初回60分のなかで問診と動きの検査を行い、どこが腰を引っぱっているのかを特定してから施術します。筋肉の奥にある骨膜へアプローチし、必要に応じて骨格の調整、そしてご自宅でできるセルフケアまでお伝えします。
30代後半の女性で、反ったときの腰の痛みが1回の施術で可動域が広がり、3回目には慢性的な痛みが軽くなった例など、実際の記録は症例ページに掲載しています。効果には個人差があります。
まずは60分の初回体験から
カウンセリング・検査・施術・セルフケアの指導まで含めて60分 3,300円(税込)。
いまの体の状態を、一緒に確認するところから始めます。