転職の悩み

接骨院を辞めたい柔道整復師へ|次の職場で後悔しないための整理と見極め

「接骨院を辞めたい」と感じながらも、次にどこへ行けばいいのか決めきれずにいる柔道整復師の方は少なくないはずです。毎日たくさんの患者さんと向き合う中で、施術時間の短さや評価のされ方に、もどかしさを抱えている人もいるでしょう。この記事では、辞めたい理由の整理のしかた、辞めるか残るかを決める判断の手順、状況別の考え方、見学で確かめたいこと、円満に辞めるための手続きまでを順に解説します。結論から言えば、大切なのは「今の職場の何が合わないのか」を言葉にし、その答えを持っている職場を選ぶことです。

この記事の結論

  • 接骨院を辞めたい理由は「環境」「仕事内容」「目標」の3つに分けると、職場を変えて解決するかどうかが見えてきます
  • 辞めるかどうかは、体と心の状態、相談の余地、悩みの出どころ、目標との距離の順に確かめると、勢いではなく納得して決められます
  • 求人票の条件だけで決めると、後悔につながることがあります。見学・面談で施術方針や外傷への対応の考え方を確かめましょう
  • 辞めると決めたら、就業規則を確認し、引き継ぎの期間を見込んで早めに伝えることが、円満な退職の土台になります

接骨院を辞めたいと感じる理由は、施術・評価・働き方に集まりやすい

接骨院を辞めたいと感じる理由は、人によって違って見えても、大きくは「施術へのもどかしさ」「評価と収入」「働き方」の3つに集まりやすい傾向があります。どれも、柔道整復師として真剣に患者さんと向き合ってきたからこそ生まれる悩みです。まずは、自分がどれに当てはまるのかを確かめてみてください。

一人ひとりに時間をかけきれない

保険を使った施術は、制度上の算定ルールの中で行われます。院の方針や来院数によっては、一人あたりの施術時間が限られやすい環境もあります。「もう少し体を見てから施術したい」「説明に時間を取りたい」と思いながら、次の患者さんへ向かう。そんな日が続くと、やりがいが少しずつすり減っていきます。

慢性的な不調にどこまで応えられるか

柔道整復師の施術が療養費(保険)の対象になりうるのは、骨折・脱臼・打撲・捻挫など一定の外傷で、慢性的な肩こりなどは対象外です。一方で、長く続く腰痛や肩こり、頭痛に悩む人の声を耳にする機会もあるはずです。そうした悩みに、今の働き方でどこまで向き合えるのか。ここに葛藤を感じる人もいます。

頑張りが収入や評価に結びつきにくい

固定給が中心の職場では、技術を磨いても、指名が増えても、給与にすぐには反映されないことがあります。昇給の基準がはっきりしないと、何を頑張ればいいのかも見えにくくなります。「頑張りを正当に評価されたい」という気持ちは、向上心のある人ほど強くなるものです。

勤務時間や休みの取り方

接骨院の中には、仕事帰りや学校帰りの来院に合わせて、夜まで開けている院もあります。勤務の形によっては、拘束時間が長く感じられることもあるでしょう。家族との時間や、自分の勉強の時間を取りにくいことが、辞めたい理由になる場合もあります。

この先のキャリアが見えない

今の院で働き続けた先に、どんな姿があるのか。院長を目指すのか、独立するのか、別の道に進むのか。将来像を描けないまま毎日が過ぎていくと、不安は大きくなります。この記事では、その不安を「次の一歩」にどうつなげるかに絞って考えていきます。

辞めたい理由は「環境」「仕事内容」「目標」に分けて整理する

辞めたい理由は、「環境」「仕事内容」「目標」の3つに分けると、職場を変えて解決するかどうかが見えてきます。理由がまざったままだと、次の職場でも同じ悩みを繰り返しやすくなるからです。

  • 環境:人間関係、勤務時間、休日、通勤など、職場の条件に関すること
  • 仕事内容:施術の進め方、一人にかけられる時間、向き合う不調の種類など、仕事そのものに関すること
  • 目標:収入をどこまで伸ばしたいか、どんな施術者になりたいか、独立したいかなど、自分の将来に関すること

この3つを表で比べると、次のようになります。

理由の種類よくある例職場を変えて解決しやすいか(一般的な傾向・職場による)次の職場で確かめること
環境人間関係が合わない、休みが取りにくい、拘束時間が長い条件で比べやすく、解決しやすいシフトの組み方、年間休日、実際の残業時間、スタッフ同士の関わり方
仕事内容一人に時間をかけられない、慢性的な不調に向き合いたい施術方針の違う職場なら解決しうる1回の施術時間、検査と説明の流れ、主に向き合う不調
目標(収入)頑張りが給与に反映されない給与の仕組み次第固定給とインセンティブの内訳、評価の基準
目標(キャリア)技術を高めたい、いずれ独立したい目標に合う道筋がある職場なら近づける入社後の育成の流れ、役職や独立に向けた制度

環境の悩みは、同じ接骨院という業態の中でも、職場を変えれば解決することがあります。一方で、仕事内容の悩みは、業態や施術方針を変えないと解決しにくいかもしれません。たとえば「保険の枠を離れ、一人ひとりに向き合いたい」という悩みなら、別の接骨院へ移っても、同じ壁にぶつかる可能性があります。

目標に関する悩みは、給与の仕組みや育成の道筋を見れば、ある程度判断できます。どの種類の悩みがいちばん大きいのかを決めておくと、求人を見るときの目線が定まります。

辞めるか、残るかを決める判断の手順

辞めるかどうかは、「体と心の状態」「相談の余地」「悩みの出どころ」「目標との距離」「手放すものと得たいもの」の順に確かめると、勢いではなく納得して決められます。一つずつ、紙に書き出しながら進めてみてください。

手順1:体と心の状態を確かめる

眠れない日が続く、休日も仕事のことが頭から離れないなど、心身の不調があるなら、判断の前にまず休むことを優先してください。必要に応じて、医療機関にも相談しましょう。疲れ切った状態では、冷静に選択肢を比べることが難しくなります。辞めるかどうかの判断は、少し回復してからでも遅くありません。

手順2:今の職場で相談できる余地があるか

不満の中には、院長に相談すれば変わるものもあります。シフトの希望、担当の持ち方、学びたい技術など、まだ伝えていないことはないでしょうか。相談しても変わらなかったという事実は、辞める判断の確かな材料になります。相談せずに辞めると、「言えば変わったのでは」という思いが後に残ることもあります。

手順3:悩みの出どころが「今の院」か「業態」か

人間関係や勤務時間など、今の院に固有の悩みなら、同じ業態で職場を変えることで解決する可能性があります。一方、「保険の枠を離れたい」「慢性的な不調に時間をかけたい」という悩みは、業態そのものに関わります。この場合は、他の接骨院に移るより、施術の方針が違う職場を探すほうが近道です。

手順4:目標に、今の職場で近づけるか

技術を高めたい、収入を伸ばしたい、いずれ独立したい。目標がある人は、今の職場にその道筋があるかを考えてみてください。道筋があるのに見えていないだけなら、院長に将来の希望を伝えてみる価値があります。道筋がそもそもないなら、目標に合う場所を探す時期です。

手順5:手放すものと得たいものを書き出す

外傷への施術の経験、地域の患者さんとの関係、今の院で身につけた手技。辞めることで手放すものを書き出します。その横に、次の職場で得たいものを書きます。得たいものが手放すものより大きいとはっきり言えるなら、次に進む準備ができています。

ここまでの手順を、表にまとめると次のようになります。

確かめること残る・相談するほうが合いそうなとき職場を変えるほうが合いそうなとき
悩みの出どころ特定の時期や人に限られている業態や院の方針そのものにある
相談の結果相談して改善の見込みがある相談しても変わらなかった
目標との距離今の院に目標へ近づく道筋がある今の院では目標へ近づく道筋が見えない
手放すものと得たいもの手放したくないもののほうが大きい得たいもののほうがはっきりしている

どちらの列に多く当てはまるかで、答えは一つに決まるわけではありません。ただ、自分の判断の根拠が見えるようになると、どちらを選んでも後から納得しやすくなります。

ケース別に考える|状況によって変わる辞め方・移り方

同じ「辞めたい」でも、置かれている状況によって、取るべき動き方は変わります。よくある状況ごとに考え方を整理します。

柔道整復師として働き始めて間もない場合

外傷への施術の経験は、これから積み重ねていく段階です。今の院でしか得られない経験があるなら、「何を身につけたら区切りにするか」を決めてから辞める方法もあります。一方で、人間関係や働き方で心身が限界なら、経験の浅さを理由に我慢しすぎる必要はありません。まずは自分を守ることが先です。

院長や分院長など、責任ある立場にいる場合

役割が大きい分、引き継ぎに時間がかかります。後任への引き継ぎ、スタッフへの説明、患者さんへの伝え方まで、院の代表と相談しながら段取りを決めましょう。伝える時期は、一般のスタッフ以上に早めを意識すると、職場への影響を小さくできます。

外傷への施術を続けたい場合

悩みが環境にあるなら、同じ業態で職場を変えるのが近道です。見学では、外傷への施術をどのくらい行っているか、どんな患者さんが来院しているかを確かめましょう。院によって方針はさまざまなので、同じ接骨院でも働き方は大きく変わります。

保険の枠を離れ、一人ひとりに向き合いたい場合

慢性的な不調に時間をかけて向き合いたいなら、自費の整体院が候補になります。保険の算定ルールに縛られずに施術の時間を組める反面、検査や説明に納得して通ってもらう力が欠かせません。柔道整復師が保険の施術から自費の施術へ移るときに知っておきたいことは、保険施術から自費施術へ移る柔道整復師向けの記事でくわしく解説しています。

いずれ独立したい場合

次の職場は、「独立する前に何を身につける場所か」という視点で選ぶと、遠回りになりにくくなります。施術の技術だけでなく、お客様との信頼の積み方や、院の運営を間近で見られるかも大切です。独立を支える制度がある職場もあるので、求人や面談で確かめてみてください。

家庭の事情で働き方を変えたい場合

勤務時間、休日、通勤のしやすさを最優先に考えます。シフトの組み方、希望休を出せるか、転勤があるかを確かめましょう。収入とのバランスも大切なので、「最低限必要な収入」と「働ける時間」を先に決めておくと、条件を比べやすくなります。

次の職場で後悔しやすい3つのパターン

転職で後悔しやすいのは、「今の不満から離れること」だけを目的にしてしまったときです。次の職場で何を得たいかが決まっていないと、別の不満に出会ったときに、また同じ迷いが生まれます。

求人票の条件だけで決めてしまう

月給や休日の数字は比べやすい情報です。ただ同じ月給でも、固定残業代が含まれているか、インセンティブの仕組みがどうなっているかで、実際の働き方は変わります。数字の内訳と、その数字がどんな働き方から生まれているのかまで確かめることが大切です。

施術方針を確かめずに入る

「手技に力を入れている」と書かれていても、その中身は院によってさまざまです。検査と説明をどのくらい重視するのか、どんな悩みを持つ人が来院しているのか。自分が大切にしたい施術の考え方と合っているかを確かめないと、入ってから違和感を抱えることになります。

育成の流れを聞かずに入る

新しい業態に移る場合、最初は学ぶことが多くなります。研修はあるのか、誰が技術を見てくれるのか、いつから一人で担当するのか。ここがあいまいなまま入ると、不安を抱えたまま現場に立つことになります。

柔道整復師の転職先には、接骨院・整骨院のほかにも、整形外科、介護施設、スポーツの現場、自費の整体院などがあります。それぞれの特徴は、柔道整復師の転職先を比べた記事にまとめています。

見学・面談で、柔道整復師ならではの視点で確かめたいこと

次の職場を見極めるいちばん確かな方法は、見学やカジュアル面談で、現場と人を自分の目で見ることです。ここでは、柔道整復師だからこそ確かめておきたい点に絞って紹介します。給与や休日など、どの職種にも共通する質問のリストは、整体院への転職で失敗しないための記事にまとめています。

外傷が疑われる方への対応

骨折や脱臼などの外傷が疑われる方が来たとき、どう対応しているかを聞いてみてください。整体院の施術は医療ではないため、はっきりしたケガが疑われる場合は医療機関の受診をすすめるのが基本です。その線引きを院としてどう考えているかを聞くと、施術に対する誠実さが見えてきます。

保険の施術を扱っているかどうか

転職先が接骨院・整骨院なら、保険の施術と自費の施術の割合や、それぞれをどう分けているかを聞いておきましょう。自費の整体院なら、保険は使えません。「何を扱う院なのか」を最初に確かめておくと、入社後のずれを防げます。

柔道整復師の知識がどう使われているか

解剖学の知識や触診の経験が、その職場の施術や説明の中でどう活かされているかを聞いてみてください。具体的な場面を挙げて説明してもらえると、自分の知識がどこで役立つのかをイメージしやすくなります。

外傷の経験をどう評価してくれるか

これまで外傷への施術に関わってきた経験を、次の職場がどう見てくれるかも確かめておきたい点です。経験を活かせる場面があるのか、それとも一から学び直すことになるのか。答えを聞くと、入社後の自分の姿をイメージしやすくなります。

質問の答えそのものだけでなく、質問したときの反応も見ておきましょう。質問に具体的に答えてくれるかどうかは、職場を選ぶときの判断材料の一つになります。

円満に辞めるための退職の手続き

辞めると決めたら、就業規則を確認し、引き継ぎの期間を見込んで早めに伝えることが、円満な退職の土台になります。ここでは、伝える前の準備から最終日までの流れを順に整理します。

伝える前に準備すること

まず就業規則を読み、退職の申し出の期限と、有給休暇の扱いを確認します。次に、退職を希望する日と、次の職場への入社日の目安を考えます。あわせて、自分が担当している業務と患者さんを書き出しておくと、引き継ぎの相談がしやすくなります。

伝える順番と伝え方

最初に伝えるのは、直属の上司か院長です。同僚に先に話すと、うわさとして伝わり、関係がこじれることがあります。伝えるときは、忙しい時間を避け、落ち着いて話せる時間をもらいましょう。理由は、不満を並べるより「次にやりたいこと」を中心に伝えるほうが受け止めてもらいやすくなります。たとえば「慢性的な不調に、時間をかけて向き合う施術を学びたい」といった伝え方です。

引き止められたときの考え方

引き止められたときは、まず理由を落ち着いて聞きましょう。条件の見直しなどで辞めたい理由が本当に解決するなら、考え直す余地はあります。解決しないなら、これまでの感謝を伝えたうえで、次に進みたい理由と退職希望日を改めて伝えます。気持ちが揺れたときは、最初に書き出した辞めたい理由に立ち返ってください。

退職日の確定と退職届

退職日は、上司や院長と話し合って決めます。退職届の書式が院で決まっているかどうかも確認しましょう。口頭で合意してから書面を出すと、行き違いが起きにくくなります。

引き継ぎで準備したいもの

引き継ぎは、後任が困らないことを基準に進めます。次のような項目を書き出しておくと、漏れを防げます。

  • 担当している患者さんの状態と施術の経過
  • 予約の振り分けと、後任への紹介のしかた
  • 担当している院内の業務(発注、清掃、会計、書類の管理など)
  • 自分だけが知っている手順やコツ
  • 院から借りている物(鍵、ユニフォーム、資料など)の返却

患者さんへの伝え方

患者さんへの伝え方は、院の方針に合わせましょう。自分から次の職場へ患者さんを誘うことは、院との信頼を損ねるため避けるべきです。最後までていねいに施術を続けることが、これまで通ってくれた患者さんへの誠意になります。

最終日までと、退職後の手続き

最終日までに、院から受け取る書類を確認しておきます。たとえば源泉徴収票など、次の職場や手続きで必要になる書類があります。退職日と次の職場の入社日の間が空く場合は、健康保険や年金の手続きが必要になることがあるため、勤務先や自治体の窓口で確認しましょう。

ハレモアの場合|退職から入社までの段取りに関わる事実

頭痛腰痛肩こり専門整体院ハレモア(以下、ハレモア)は、岡山店と倉敷店の2院を持つ自費の整体院です。院長の児島悠輝は理学療法士で、臨床歴10年です。

施術は、台湾での修行を経て確立した独自の手技「骨膜整体」です(当院の施術は医療行為ではなく、効果には個人差があります)。ここでは、接骨院からの転職を考える柔道整復師の方が、退職と入社の段取りを考えるときに関わる事実に絞って紹介します。

柔道整復師は応募資格の対象。整体の経験は問わない

整体師(正社員)の応募資格は、理学療法士・作業療法士・柔道整復師・鍼灸師(はり師・きゅう師)のいずれかの国家資格です。無資格での応募はできません。整体の経験は問わないため、接骨院での経験しかない方も応募の対象になります。

選考の中で、入社希望日を相談できる

選考は、LINEでの相談・応募から始まり、希望すれば見学・カジュアル面談ができます。その後、面接で入社希望日と研修日程を確認し、内定・入社へと進みます。今の職場の引き継ぎにどのくらいかかりそうかを、面接の時点で伝えておくと、日程を相談しやすくなります。

入社時の研修

入社時に、県外研修(2〜3週間)または店舗での研修を受けます。どちらになるかは面接で確認できます。研修中も給与支給、交通費・宿泊費は会社負担です。独り立ちの目安は、早い人で2週間、じっくり進める人で1〜2か月です。研修の日程は面接で確認するため、今の職場の最終日の見通しが立ったら、早めに伝えておくと調整がしやすくなります。

試用期間と勤務地

試用期間は6か月で、条件は本採用と同じです。転職直後の期間に条件が変わらないことは、今の職場を辞めて移るときの見通しを立てる材料になります。勤務地は岡山店または倉敷店で、転勤はありません。

この記事の前半で挙げた「勤務時間や休みの取り方」に関わる勤務の時間帯や休日は、ハレモアの1日の流れと休日を紹介した記事にまとめています。「頑張りが収入や評価に結びつきにくい」に関わる給与の条件は、採用ページで確認できます。今の職場と比べるときは、辞めたい理由の表で挙げた「次の職場で確かめること」の欄を手元に置き、一つずつ照らし合わせてみてください。

まとめ

接骨院を辞めたいという気持ちは、柔道整復師として真剣に働いてきた証でもあります。大切なのは、その気持ちを勢いで行動に移す前に、理由と状況を整理することです。

  • 辞めたい理由を「環境」「仕事内容」「目標」に分けると、職場を変えて解決するかが見えてくる
  • 体と心の状態、相談の余地、悩みの出どころ、目標との距離、手放すものと得たいものの順に確かめる
  • 働き始めて間もない、責任ある立場にいる、独立したいなど、状況によって動き方は変わる
  • 見学・面談では、外傷が疑われる方への対応、保険の扱い、資格者の知識の使われ方を確かめる
  • 辞めるときは就業規則を確認し、引き継ぎの項目を書き出して、早めに伝える

柔道整復師の資格と、これまで積み重ねてきた経験は、どの職場に移っても持っていけます。辞めるにしても残るにしても、自分で理由を説明できる選択をしてください。

よくある質問

接骨院を辞めたいと思うのは甘えでしょうか?

甘えとは限りません。施術時間の短さ、評価のされ方、働き方への違和感は、真剣に働いてきた人だからこそ生まれる悩みです。大切なのは理由を「環境」「仕事内容」「目標」に分けて整理し、職場を変えれば解決するのかを見極めることです。

辞めたい気持ちを、先に同僚に相談してもいいですか?

気持ちの整理のために信頼できる人へ話すことはあっても、退職の意思として最初に伝える相手は、直属の上司か院長にしましょう。同僚から先に話が広がると、うわさとして伝わり、関係がこじれることがあります。正式に伝えたあとで、同僚にも自分の言葉で伝えるのが円満です。

退職を伝えたら引き止められました。どうすればいいですか?

まずは引き止めの理由を落ち着いて聞きましょう。条件の見直しなどで辞めたい理由が本当に解決するなら、考え直す余地はあります。解決しないなら、これまでの感謝を伝えたうえで、次に進みたい理由と退職希望日を改めて伝えます。迷ったら、最初に書き出した辞めたい理由に立ち返りましょう。

退職を伝えるタイミングはいつがよいですか?

まず就業規則で退職の申し出の期限を確認し、それより余裕を持って直属の上司か院長に伝えるのが基本です。担当している患者さんの引き継ぎやシフトの調整には時間がかかるため、次の職場の入社日も、引き継ぎの期間を見込んで相談しましょう。

次の職場が決まる前に、接骨院を辞めてもいいですか?

心身の不調で働き続けるのが難しいなら、まず休むことを優先してかまいません。そうでなければ、在職中に次の職場を探すほうが、収入の空白を気にせず、条件を落ち着いて比べられます。見学や面談は、休日を使って日程を組むとよいでしょう。

LINEで話を聞いてみる